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片流れ屋根の家
弘前市にある間口9m奥行き37mほどの東西に延びる長方形敷地に建つ、二世帯住宅の計画です。道路に面する東側は、駐車スペース件雪捨てスペースとして建物を10mほどセットバックさせました。
建物の形状は、青森県内でも積雪量の多いこの地域で雪の処理を念頭に、西の庭へ雪を落とす大きな片流れ屋根としました。道路に面して建物の最も高い部分が面していますが、セットバックさせることにより圧迫感を軽減しています。
片流れの屋根により室内では天井高の確保できるスぺースや天井高を抑えて落ち着いたスケール感のスペースなど多様な天井高さの空間を設け、家での過ごし方に変化をもたらしています。
リビングは西にある庭に面して開くことで、開放的でありつつプライバシーも確保しています。
Data
- 所在地
- 青森県弘前市
- 主要用途
- 住宅
- 敷地面積
- 337.76㎡
- 建築面積
- 87.46㎡
- 延床面積
- 113.45㎡
- 階数
- 地上2階
- 構造
- 木造
- 設計期間
- 2018.04-2019.03
- 施工期間
- 2019.04-2019.08
- 竣工
- 2019年08月
Credit
- 施工
- 株式会社工藤工務所
斉藤電機株式会社
株式会社ヤスタケ - 構造設計
- 荒木美香構造設計事務所
- 写真
- WAA Inc.
- 担当者
- 渡部良平、横濵久美子